初心者WEBライターが初めて仕事を請ける時、どのように作業を進めるのか、また注意すべきポイントについて紹介します。
●WEBライターの仕事を請ける時の全体の流れ
●初心者WEBライターが仕事を請ける時の注意点まとめ
WEBライターの仕事を請ける時の全体の流れ
筆者が初めてWEBライターの仕事を請けた時の事を例に挙げて紹介します。
私の初めてのWEBライターのお仕事は、企業ブログ記事の執筆でした。
仕事の依頼が来てからの全体像をざっくりとした流れにすると以下の通りです。
- 仕事依頼を受ける
- 作業量と納期、金額の確認
- 正式に受注(受注書をもらう)
- 執筆資料を受け取る
- 執筆前の質問と確認
- 原稿執筆
- 納品(納品書)
- 修正依頼を受けて修正
- 最終納品
- 請求書の発行
- 原稿料の振込確認
それでは、一つずつ詳細を説明します。
①仕事依頼を受ける
まずは、仕事依頼を受けたところからお話しますね。
私の場合は、初めてのWEBライターの仕事は知り合いからの依頼でしたので、その際にざっくりとした仕事内容を聞きました。
例えば、どのような企業のどんな内容の記事の執筆依頼なのかといった内容です。
その際に仕事として請けるかどうか決めるのに大事なポイントは、
- どのようなジャンルの記事の執筆依頼なのか
- そのジャンルの執筆は可能かどうか
この2点を確認することです。
②作業量と納期、金額の確認
次に、作業量と納期、金額の確認をします。
全体の作業量については、
「おおよそ5000字の記事を10記事」
のように、なるべく具体的に聞きましょう。
そして、納期については
「週に2記事のペースで仕上げる」のように具体的な作業ボリュームを把握します。
その際に気を付けたいのは、
納品については最終納品のスケジュール感を聞くこと、修正も含めた自分の納品スケジュールを担当者に伝えることです。
というのも、1回目に記事を納品してから修正が出ることがありますが、その修正を考慮したスケジュール感を把握しておくべきということです。
例えば週に2記事完全納品の場合は、月曜日から仕事を始めて、水曜日くらいには2記事とも1回目の納品をします。
そして、チェックを受けて木曜に戻しと修正依頼の対応をし、2回目の納品をします。
それで修正がなければ納品終了、もし再度修正があれば金曜日中に対応必要ということです。
金額については、1文字〇円という提示をされることもありますが、1記事〇円と提示されることもあります。
初心者の場合は1文字1円か、それ以下の事もあります。
ただ、まずは実績作りが必要なので、はじめは低単価で請ける事も検討すべきかなと思います。
③正式に受注(発注書をもらう)
作業量と納期、金額の確認が合意したら正式に受注することとなります。
企業によっては見積書をくださいと言われることもありますので、対応します。
いらない場合は見積書は割愛します。
そして次に発注書をもらいます。
初めて仕事を請ける時は特に、発注書をもらっておいた方がトラブルを未然に防ぐことができます。
数量、納期、支払い金額と期日についてしっかり確認しておきます。
④執筆資料を受け取る
執筆スケジュールが近づいてきたら、資料を受け取りましょう。
私の場合は、記事の内容についてのエクセル資料と、動画資料を受け取りました。
執筆作業に入る前に、資料の確認を済ませておきましょう。
⑤執筆前の質問と確認
執筆に入る前に、あらかじめ受け取った資料について質問があれば必ず聞いておきましょう。
特に、入力規則やルールについて確認しておくと後から修正せずに済みます。
例えば、数字を使う際は英数半角なのか、全角なのか、といったような内容です。
その他、データの提出形式も不明な点があれば確認してください。
また、記事の内容によっては著作権や薬事法などか絡んでくることがあります。
そういった不安要素がある場合は
「納品物についてはご担当者様が執筆内容の法的チェックをしていただくようお願い致します。私個人は法的な責任を負うことができません。」と担当者の方にメールをして必ず文面で残るようにしておきましょう。
⑥原稿執筆
さて、ここまできてやっと執筆作業に入ります。
決められた形式で提出できるようにデータを作っていきます。
私の初めてのライターの仕事の時は、グーグルドキュメントで記事を書いて納品するという流れでした。
あらかじめしっかりと質問していたつもりでも、いざ執筆作業に入るとやはり不明点は出てくるものです。
⑦納品(納品書)
作業が完了したら、納品します。
その際に、担当者に納品書が必要かどうか聞いてみます。
必要だと言われたら、納品書と一緒に記事を提出します。
⑧修正依頼を受けて修正
担当者から修正依頼が来たら、迅速に対応します。
修正の戻しは1~2回程度が多いですが、記事によっては1発OKという時もあります。
あまり長く持ちすぎると記憶が曖昧になったり、修正忘れが発生してしまいますからね。
⑨最終納品
修正が全て終わったら、再提出をし担当者のOKを待ちます。
最終OKが出たら、無事に作業は終了となります!
⑩請求書の発行
最終納品が終わったら請求書を発行します。
単価や数量の間違いがないように、また、振込先の記載ミスがないように気を付けましょう。
⑪原稿料の振込確認
原稿料の振込期日になったら、ちゃんと振り込まれているか確認しましょう。
初心者WEBライターが仕事を請ける時の注意点まとめ
筆者が初心者WEBライターとして仕事を請けた時の流れは以上になります。
さいごに、初めてライターとして初めて仕事を請ける時の注意点をまとめます。
- 記事のジャンルで自分が請けれる仕事か判断する
- 作業量と納期、金額の確認
- スケジュールは修正対応も含めた最終納品の期日で確認する
- 初めて受ける時は発注書をもらう
- 執筆の規則(ルール)を前もって確認する
- 個人では法的な責任が負えない事を確認する
- 修正依頼は迅速に対応する
- 請求書は間違いがないように送る
- 報酬の振込確認をする
まずはこの項目を守っていれば、大きな問題にはならないでしょう。
一度請けた会社の仕事は、2回目からはもっとスムーズに作業することができますよ。
私は約2年前、長年勤めていた会社を退職し、子育て主婦兼フリーランスとして働くことを決意しました。会社員時代はデザインや映像などに関係する仕事をしていたので、その分野の仕事はもちろんしていこうと思っていましたが、新しい分野を切り開きた[…]